こんにちは、「脱サラ負け犬ジロー」です。
保有株が軒並みマイナスへと突き進み、含み損がどんどん膨らんでいる中で出来ることとしてスタートした「成長株の発掘」という新しいチャンネル。
将来を先読みするようなスキルや経験があるわけでもなく、全てが初めての試みとなっています。
そんな中、前回取り上げた銘柄はメディネット(2370)です。
四季報によると・・・
<特色> 東大医科研発ベンチャーでがん免疫細胞療法の草分け。細胞加工受託が核。細胞医薬品開発も <解説記事> 【赤字縮小】細胞加工は出足順調も新型コロナ影響でインバウンド患者向けが急ブレーキ。が、前期の製造拠点の統廃合や人員再配置で効率化。研究開発停滞により費用支出が遅れ営業赤字縮小。21年9月期は細胞加工が復調。研究開発費は平常化。 【技術移転】台湾社へがん対象とした細胞培養加工技術の移転が3月完了、件数に応じロイヤルティ収受。継続前提に重要事象。 |
PER | PBR | ROE | 配当利回り | 自己資本比率 |
– | 4.95倍 | -27.70% | 0 | 82.68% |
自分なりの評価ですが、真っ先に目につくのは「ROE」が-27.70%という数値ですが、「自己資本が企業の収益にどれだけ繋がったのかを示す収益性を計る指標。」なので自己資本が収益になっていないということが分かります。
購入時点での株価は、112円だったので10円程値を下げていますが長期的な投資としてみているのでさほど気にはしておらず、引き続き動向に注目していきたいと思います。
前回は、コロナウイルスのワクチンに関する企業として目を付けましたが、今回は「自己資本比率」と「ROE」の2項目でスクリーニングを掛けて発掘してみました。

自己資本比率とは、企業の総資産に対しての自己資本の割合を表す指標。
ROE(株主資本利益率)とは、自己資本が企業の収益にどれだけ繋がったのかを示す収益性を計る指標。
長期投資を考えたときに、第一に考えることとして「倒産しない企業」を見抜く必要があります。
そこで目を付けたのが「自己資本比率」で、50%以上であると「ほぼ倒産しない」という考えができるということ。
「ROE」に目を付けたのは、高い数値であると「株価」に繋がっていて、ある程度成功を収めていることが判断できるので、これから伸びしろを見つけるためにあえて低い数値でスクリーニングを掛けてみました。
すると・・・
259件ヒットしたので、その中から「20件ほど目検」をして2つのメガらに注目しました。
ピクセルカンパニーズ(2743)と地盤ネットHOLD(6072)です。
ピクセルカンパニーズ(2743)は・・・
<特色> カジノ向けゲームマシン開発および産業用太陽光発電支援が主力。15年10月、持株会社に移行 <解説記事> 【営業増益】システム開発は金融系が振るわず。IR関連は新型コロナによるカジノ施設休業等の影響で不振。ただ、太陽光発電施設販売は前期からの期ずれ案件があり好調。不動産販売も貢献。営業増益。 【不動産】リゾート、ホテル用地の販売を主力とする不動産販売に新規参入。増資資金を投入して拡充方針。日本でのIR参入を目指して関係団体にアプローチ進める。 |
PER | PBR | ROE | 配当利-回り | 自己資本比率 |
109.30倍 | 3.70倍 | 4.60% | – | 64.69% |
地盤ネットHOLD(6072)は・・・
<特色> 地盤改良工事せず第三者的な地盤解析に特化。地盤調査や地盤補償も。M&Aで住宅にも進出 <解説記事> 【販管費減】住宅着工伸び悩みで主力の地盤解析や地盤調査は回復難。新型コロナの影響による受注活動停滞で、新規分野の住宅事業も拡大期待薄。売上一段の縮小公算だが、賃料低下やダナン活用による経費削減効果で販管費が減少、営業益横ばい圏。 【ベトナム】ダナンで本格展開開始のBIM動画作成事業は順調拡大、自社物件にも本格活用。社員全員の無期テレワーク決定。 |
PER | PBR | ROE | 配当利回り | 自己資本比率 |
– | 3.61倍 | -7.90% | – | 78.00% |
本日終了時点の株価は、
ピクセルカンパニーズ(2743) 226円
地盤ネットHOLD(6072) 206円
となっています。
早くといっても、2~3年で成果に繋げようと考えるなら、ピクセルカンパニーズ(2743)に投資しようと考えられますが、もう少し長く考えるならば地盤ネットHOLD(6072)に投資と考えられます。
日経平均が2万円前後になったときに投資する対象として注目します。


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