素人でもわかる「株を買うタイミング」(中期売買編)

初心者の株運用

はじめに

株式投資で利益を上げる手段の大多数を占める「株式の売却益」を勝ち取るためには、「株式を買う」「株式を売る」という2つの操作のタイミングがとても重要になってきます。

単に「株式を買う」ということから「株式を売る」という流れの中でも、その運用方法は大きく分けて3つのパターンがあります。

1.株式の購入から売却までを1日のうちに終わらせる「デイトレード」

2.株式の購入から数日間のトレンドに合わせ売却を行う「スイングトレード」

3.株式の購入後、「配当益」「優待」を得ながら企業の成長に投資する「長期トレード」

どの運用方法であっても、「安い株価で買って、高値で売る」という株式の運用の大原則は変わりません。

今回は、常に変動する相場において、購入したときより高値で売る「株式を買うタイミング」(中期売買編)をご紹介させていただきます。

※ここで紹介させていただく手法は、「株式を買うタイミング」の見極め方をアドバイスするものであって必勝法ではありません。株式の売買につきましては、自己責任に基づいて行ってください。


購入したときより高値で売る「株式を買うタイミング」

ここで紹介する方法は、先ほど紹介した3つの株式運用に当てはめて考えると、「2.株式の購入から数日間のトレンドに合わせ売却を行う「スイングトレード」」を行う上で有効とされる考え方となります。

広い意味でスイングトレードは、「逆張り」(株価の下落局面で買い、上昇局面で売る投資手法)で投資することです。このため、「買いたいと思っていた銘柄の株価が適度に下がった時に買い、その数日後に上昇したら段階で売却して利益を得る」という手法となります。

ここで大事なことは、上昇傾向にあるということ

チャートの傾向を確認するためには、高値同士を結んだ線(上値抵抗ライン)と、安値同士を結んだ線(下値支持ライン)を確認します。上値抵抗ラインには、そのラインよりも価格が上昇しないように抵抗する働きが、下値支持ラインには、そのラインより価格が下がらないように支持する働きがあります。

2つの線が右肩上がりになっていれば上昇トレンド、逆に右肩下がりになっていれば下落トレンドと判断します。

上昇トレンド相場でのスイングトレードにおける「株を買うタイミング」

上昇トレンド時のスイングトレードは、上昇トレンドが継続していると判断される銘柄の株価が、下値支持ラインを下回らないであろうとの予想に基づいて購入します。

下降トレンドから上昇トレンドに切り替わった段階で購入できれば、スイングトレードで大きなキャピタルゲイン(譲渡利益)を獲得することができます。

しかし、下降トレンドから上昇トレンドの切り替わりを見極めるのは非常に難しいことです。上昇トレンドが確認できた段階で、「下値支持ライン」を予測し「少しでも安く」購入しましょう。


今回は、購入したときより高値で売る「株式を買うタイミング」(中期売買編)をご紹介しましたがいかがでしたか。

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