はじめに
株式投資で利益を上げる手段の大多数を占める「株式の売却益」を勝ち取るためには、「株式を買う」「株式を売る」という2つの操作のタイミングがとても重要になってきます。
単に「株式を買う」ということから「株式を売る」という流れの中でも、その運用方法は大きく分けて3つのパターンがあります。
1.株式の購入から売却までを1日のうちに終わらせる「デイトレード」
2.株式の購入から数日間のトレンドに合わせ売却を行う「スイングトレード」
3.株式の購入後、「配当益」「優待」を得ながら企業の成長に投資する「長期トレード」
どの運用方法であっても、「安い株価で買って、高値で売る」という株式の運用の大原則は変わりません。
今回は、常に変動する相場において、購入したときより高値で売れる「株式を買うタイミング」(短期売買編)をご紹介させていただきます。
※ここで紹介させていただく手法は、「株式を買うタイミング」の見極め方をアドバイスするものであって必勝法ではありません。株式の売買につきましては、自己責任に基づいて行ってください。
購入したときより高値で売れる「株式を買うタイミング」
ここで紹介する方法は、先ほど紹介した3つの株式運用に当てはめて考えると、「1.株式の購入から売却までを1日のうちに終わらせる「デイトレード」」を行う上で有効とされる考え方となります。
誰もが、株価が「上昇するのか下降するのか」先読みすることは非常に難しいことです。
私も、ここで紹介する「株式を買うタイミング」を実践する前は、勝率5割を下回る取引が続いていましたが、まだ株を始めて半年の実績しかない私でも勝率7割5分を超える取引が出来るようになりました。
ここで、注意するポイントは2つあります。
一つ目の注意点として、この方法を実践するときには、「必ず、株価のトレンド(傾向)が上昇の傾向にあることor前日の終値より高い位置で推移していること」
株価のトレンドが下降している場合や前日の終値より低い位置で推移していると、購入金額と売却金額の譲渡益(キャピタルゲイン)が少なくなったり、逆に譲渡損(キャピタルロス)が出やすくなります。
それは、勝率を下げることに直結してくるので、必ず株価のトレンドや前日の終値より高い位置で推移していることを確認するようにしてください。
二つ目の注意点として、株価の値動きを示すチャートの形状に注目せよ。
株価の推移を示すチャートとは・・・

このように難しそうなグラフで表記されたものです。
縦軸には「株価」、横軸には「経過時間」の座標で表されていますが、縦軸の「株価」を示す表記が赤枠と青枠の特殊な表記になっており、これを「ローソク足」と呼びます。
「ローソク足」には、始値に対し終値が安い「陰線(青色)」、始値に対して終値が高い「陽線(赤色)」の2種類があります。

株の書籍やインターネットには、これらの「ローソク足」を使った勝ちパターンが複数紹介されていると思います。
しかし、常に目まぐるしく変化するチャートに「複数の勝ちパターン」を繰り広げることはとても難しいことです。
そこで、ここでは分かり易い一つだけの上昇パターンを紹介します。

1.下ひげがある「陰線」から短い「陽線」に変化
2.短い「陽線」に引き続き、連続で「陽線」が発生
3.3つ目の「陽線」の始値付近で購入する
この考え方を身に着ければ、購入したときより高値で売れる「株式を買うタイミング」を身に着けることで勝率を上げることができます。
しかも、このようなパターンは一日の取引の中で、多ければ十数回ものチャンスが訪れるので、最初は失敗することがあっても何度も試すことができます。
資金に余裕がない方は、何度もシミュレーションを繰り返し、自信をもって「ここだ」と分かるときに購入するとリスクを回避することができます。
ここで紹介した、購入したときより高値で株を売れる「株式を買うタイミング」がわかれば、そこから様々なパターンを「見つけたり」「試したり」取引に幅が広がることで、更に勝率を高めることが出来るようになります。
是非、お試しください。
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