素人でもわかる「証券会社の選び方(ネット証券)」

初心者の株運用

はじめに

「今の生活にゆとりを持ちたい」、「将来のために稼ぐ手段を持ちたい」、「銀行よりも有効にお金を運用したい」と考えている方が株式を始めるときに、取引されている株式を売買する窓口となるのが、証券会社です。

証券会社には、大きく分けて店舗証券とネット証券があります。

店舗証券は文字通り店舗を構え、専門の店舗スタッフと対面や電話でアドバイスを受けながら資産運用を進めることができます。

ただ、手数料が高いことや近くに店舗があるかどうかの環境に制限が出てきます。

それに対して、ネット証券はインターネットを通じて売買を行う証券会社となり、手数料が安く専門のスタッフと対話する必要もなく手軽に始めることができます。

ここでは、ネット証券を始めるにあたって「最低限」知っておきたい情報をまとめさせていただきます。

ネット証券の選び方①

現在、”ネット証券”で検索するとたくさんの証券会社がでてきます。

しかし、「どの証券会社を選んだらいいか?」

そこで必要になるのが、証券会社を選ぶ基準です。

どんなサイトやどんな書籍を見ても、「手数料が安い証券会社」「資金を移動させるネットバンクと連携した証券会社」をお勧めしていると思います。

確かに、売買を進めたり資金を移動させることを積み重ねていくと、そこで発生する「手数料」は手続きの回数に応じて必要となりますので、安いことに越したことはありません。

ネット証券によって違いますが、約定(注文が成立時)ごとに手数料が発生するプラン一定の料金までの約定金額に応じた定額プランを比較しながら証券会社を選ぶことが一般的な考え方となります。

ネット証券だと、約定プランと定額プランの切り替えは簡単にできるので、株の売買金額や回数に応じて自分に合ったプランを選択できます。


ネット証券の選び方②

株式の運用を始めて・・・ある程度期間が過ぎると、「新規公開株式」のIPO公開情報という言葉を目にすると思います。

毎年、90件近い企業が「新規公開株式」の一般公募を行い、その約8割の公募価格が初値より高くなるという実績を残しているのです。

しかし、選んだ証券会社によって、「新規公開株式」を手にするチャンスは大きく変わり、下手をすればその機会すら手にすることは出来ません。

それは、未上場企業が株式を上場するときに、上場前の準備から上場後のサポートまで「主幹事証券」となる証券会社に委ねることになり、「主幹事証券」となる証券会社を中心に「新規公開株式」がIPO株として一般公募されるからです。

「主幹事証券」は発行する「新規公開株式」の7割~9割を口座を開いている投資家に抽選で公開し、残りの1割~3割を「引受幹事証券」となるほかの証券会社に委託することになります。

ですから、「新規公開株式」を手にするチャンスは「主幹事証券」を中心に「引受幹事証券」とあわせて抽選で公開されるので、他の証券会社で口座を開設した投資家には「新規公開株式」の抽選を受けることすらできません。

最初に開設する証券会社の口座は、「主幹事証券」を引き受けることが多いネット証券を選択することも証券会社選びでは大事だということをご理解ください。


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